動けなくなるほどの激しい痛みを伴う
ぎっくり腰。
ぎっくり腰にはストレッチが効くと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、正しい知識を持っておこなわないと悪化させたり慢性化する可能性があります。
今回は、
ぎっくり腰にストレッチは効果があるのかについて説明していきます。
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ぎっくり腰の時にストレッチしていいの?
ぎっくり腰になった直後にストレッチをしようとする方がいらっしゃいます。
しかし
ぎっくり腰直後のストレッチやマッサージは激しい痛みを伴い、悪化する原因になるので避けましょう。
ストレッチをするなら、痛みが和らぐ1週間後くらいがおすすめです。
ストレッチをするからと言って、
ぎっくり腰の治りが早くなるわけではないので、
ぎっくり腰になったら必ず整形外科や整骨院に相談してくださいね。
▼ストレッチは
腰痛予防・改善になる
ストレッチは
ぎっくり腰を直接的に治すものではありませんが、
腰痛の予防や改善することはできます。
おすすめのストレッチをいくつか紹介します。
■腸腰筋のストレッチ
腸腰筋をストレッチでほぐすことで、
腰痛の改善が期待できます。
足を前後に大きく開いた状態で、上体を前にスライドさせます。股関節を伸ばすような感覚でおこないましょう。
■腰方形筋のストレッチ
固まった腰椎やその周りの筋肉をほぐすストレッチです。
椅子に座った状態で顔を膝に近づけるように上体を曲げます。30秒程キープしましょう。
■太もものストレッチ
太ももの周りの筋肉をほぐし関節の動きを良くするストレッチです。
足を肩幅より広く開きます。片方の膝をまげ逆の脚は伸ばした状態でおこないます。
▼まとめ
ストレッチは
ぎっくり腰を直接治すものではありませんが、
腰痛の予防や改善の効果が期待できます。
他にも疲労回復や基礎代謝が上がるなどの効果もあるので、就寝前などに取り入れてみてはいかがでしょうか。